
新刊『社内データ活用の教科書 ─ 予実管理表は、なぜ壊れるのか』の予約受付を開始しました。2026年9月3日発売(Kindle版 ¥1,200/ペーパーバック同時発売/Kindle Unlimited 読み放題対象)です。
多くの会社は、合計が合っていないことに気づいていません
内訳を足すと、合計と食い違う。拠点を合算する式が、一行だけ抜けている。新しく始めた事業の売上が、合計に入っていない。しかも、気づけません。月ごとにはズレていても、累計すると相殺されて、年間ではきれいに合ってしまうからです。本書は、そこから始まります。
予実表を4つ、実際に開けていく
中小企業にありがちな予実管理表を4つ用意して、実際に開けていきます。Web制作会社・電設工事会社・警備会社・EC事業者。どれも架空の表ですが、セルの数も、数式の数も、実際に作って数えたものです。
そこで見つかるものは、表を作った人の技量の問題ではありません。「区分ごとの粗利も見たい」と言われたから内訳を足した。「差額も見たい」と言われたから列を増やした。「見込みも見たい」と言われたから右に足した。どれも、その時点では正しい対応でした。一枚の表に、性質の違う要求が乗り続けた。それだけです。
AIが変えたことと、変えていないこと
本書はAIの本ではありません。扱うのは一点だけです。「読み取りのハードルは下がった。検算のハードルは、下がっていない」。散らかったままでもAIが読むようになり、事前に整える必要はなくなりました。一方で、何を集計するか、何をマスタにするか、どこから人が確認するかは、いまも会社が決めることです。
だから本書は、この順番を提案します。まずAIに読ませて、現場の手を空ける。空いた手で、あるべきデータの持ち方を設計する。AIにやらせた形を、そのまま恒久化しない。
こんな方へ
- 毎月の集計に、担当者が半日を使っている
- その担当者は一人で、代われる人がいない
- 数字は出ているが、信じてよいか分からない
- ツールの導入を検討しているが、その前に何を決めるべきか知りたい
各章の終わりに演習があります。自社の予実表を横に置いて読んでいただくと、たぶん、いくつか見つかります。
予実管理表のサンプルを無料配布しています
本書に登場する予実管理表は、付録ページから登録不要でダウンロードできます(架空データ・5種)。「いまの形」と「あるべき形」を並べて開くと、同じ会社・同じ数字が、持ち方だけでどう変わるかを確かめられます。
▶ 2026年9月3日発売・予約受付中
『社内データ活用の教科書 ─ 予実管理表は、なぜ壊れるのか』(土開千昭/株式会社隠密)
Kindle版 ¥1,200/ペーパーバック同時発売/Kindle Unlimited 読み放題対象
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